誰もが通る道

 人がじょうずに物事をこなすと優輝は「すごい、すごい」と言って、ものすごく尊敬のまなざしを向ける。
それが同じくらいの幼児にでも・・・
今日も長串山でたこ揚げをしていたら同じ保育園の子がやってきて、そのこがじょうずにたこを揚げると、「すごいすごーい」と手をたたいて見ていた。
それはそれで親として、素直に育ってくれているようでとてもうれしいのだが、一方で、負けじ魂というかそういうものってないのかな?とふと思うことがある。

そんな優輝に、今日はちょっと試練が訪れた。それはカルタ。
昨日、初売りに行って、もうひらがなが読めるからと思い買ってきたものだ。
そのカルタを家族5人でやった。
おばあちゃんが、読んでくれて・・・最初は優輝にとらせるために、みんなわざととらずにいた。
優輝がとると「うまいうまい」と言って褒めた。優輝は得意満面の笑みを見せ、全部の札を見事にGET!

さて、2回目。今度はそうはいかない。私もそんな人生甘くない?というところも教えないとと思っていたので、5回に1回ぐらいはとることにした。本気を出すのはかわいそうだし、大人げない。でもそれくらいだったら、心穏やかにゲームを楽しんでくれるかと思って。まさか、私がとったとき「すごいすごーい」とは言わないだろうと思いながら・・・。
ところがその予想は思いっきり外れた。
優輝以外の家族が札をとることは絶対に許さないのだ。
「あった”」と言ってとろうとすると、「だーめー」と言って妨害に入る。それでも無理にとると、こんどはふくれっ面になって目にはいっぱい涙をためてそれがばれないように、目を拭いたり・・・その仕草がむちゃくちゃおかしくて、みんなは大笑い。
そういえば、その顔とそっくりなのを見たことあるなぁと思いだした。甥っ子も、私の弟もお正月にはこういう顔をさせられたものだ。
そういえば、私も百人一首は弟より後で経験したから、弟の方がうまくて、悔しかった。

この負けて泣くのは誰もが通る道なんだなぁとつくづく思った。

負けて泣くのは大いに結構。そのくらいの気持ちを持っていなくてはね!
でも、ルールはルール。ちゃんと教えておかなくては・・・

 絵本 やさしさのまほう

あけましておめでうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年も健康で平和に1年をすごせたらと思います。

皆さんにとっても、よい年になりますように・・・

さて、今年は約1年、ちょっと頭の中であたためているソフトがあるのでそれを形にできればと思っています。もちろん、HeartyLadderやTextClipperの開発も頑張ります。

それと、今日は、絵本の紹介。
「やさしさのまほう」
と言う絵本。これは長崎に住まわれているALS患者さんが書かれた本です。
出たら買おうと待っていたのが、やっと昨日、入手できました。
おさないお子さん達との何気ないやりとりが、易しい文章で書かれていて、読むと、心が温かくなります。
優輝にも見せたら、電動車椅子で膝の上に載せて疾走しているところを見て、「おんなじ、おんなじ」と言って喜んでいました。私もこのページがいちばん好きです。ブログに私も同じようなことを書いたし・・・
よかったら是非読んでみてください。

p.s.この本をHeartyLadderで書かれたそうでうれしいです。本に出てくるひらがなのソフトもきっとHeartyLadderでしょう。優輝にもひらがなを教えてやらなくては・・・。

よいお年を・・

やっと大掃除も一段落。
かたづける尻から優輝が絶妙なタイミングで片付ける前に復元してくれて、参った。

その優輝は今からお昼寝に突入。いつもなら、今頃寝たら夜は寝ないと困りものだが、今日は大晦日だし、まあいいか?
その間に掃除の仕上げもできて、あとは紅白を見て新年を待つだけ。

と、いうことで 今年も1年、ブログにおつきあい下さってありがとうございました。
読んでくださった皆様、どうぞよいお年をお迎え下さい。

褒められて複雑

 夕べは優輝はおばあちゃんとお風呂に入った。いつもは上がってきたらママに拭いてもらう。私が拭いてやろうとすると、下手なのかすごくいやがる。
昨日もそのつもりで、風呂から上がってきたようだ。でもママは洗い物をしてこっちには来られない。それでもママに拭いてもらうと言って台所の方を向いてママを呼んでいた。
いつまでもそんなことをしていたら寒いし、風邪を引くと思い、もういやがっても良いから私がすることにした。
幸い、優輝は私に背を向けていたから、バスタオルを両手で広げて、ゆっくり、優輝の背後に忍び寄って、グルリとバスタオルを優輝の身体に巻き付けた、一瞬、反射的に優輝は嫌がろうとしたが、それが心地よかったのだろう。そのあと、私に素直に拭かせてくれた。
そして、「ありがとう」と私に言ってくれた。その瞬間、うれしかったのだが、その喜びに浸るまもなく、次の一言が優輝から発せられた。

「パパ、じょうずにできるようになったなぁ・・・」と。優輝に褒められたが、ちょっと複雑・・・

クリスマス

無事、3回目のサンタの仕事終了!
ただ優輝が寝たのを確認して、枕元にプレゼントを置くだけなのに、すごく緊張する
計画では夜明け前に置こうと思っていたのだが、先に優輝が起きたらと思うと、気になって眠れない。
それで結局、11時半にもうプレゼントは枕元に置いておいた。
これで安心してゆっくり眠れると思ったら、今度は朝のことをいろいろ想像して、なかなか寝付けなかった。夜中も何度も目が覚めたし・・・

そして、朝になった。優輝が目を覚ましてからの第一声は靴下をさわって、「入ってるわ!」だった。
その後本命のおもちゃが入った箱をさわって、・・・それからすぐに開けるのかと思いきや、また布団に入って寝ようとする。
あんまりうれしくないのかな?とちょっと期待はずれに思いながら、「開けてええで」と言うと、それからもう夢中。「うれしいわー」とか言って、はしゃぐ、はしゃぐ。やっぱり、こうでなくては!
サンタにとってもいちばんうれしい瞬間だ。
今年は保育園をいやがっていたけど、クリスマスプレゼントを目標にがんばっていってくれただけに、喜ぶ姿を見たらいつもよりジーンとくるものがあった。

さてクリスマスももう終わり(本当は今日だけど)また来年のクリスマスまでがんばろう!来年はもっと知恵もついているだろうからどんなエピソードがあるか楽しみだ。

今年の靴下。

socs2008.jpg

今年のクリスマスの準備はこれで完了。
お菓子は一昨日、公休をもらって、買いに行ってきた。ちょうどMさんの奥さんもシャンパンとか買いに来ておられた。みんな同じだなぁとちょっとうれしくなった。
靴下に入れた今年の変わり種は保育園で食べて好きになった「酢昆布」。まさか靴下から酢昆布が出てくるとは思わないだろう。出てきたときどういう顔をするか楽しみだ。
この黒い靴下もそのとき買ってきたもの。いちばん伸びるものを探して、ちゃんと同じものを2足。
1足は、今日寝る前に優輝に、「明日の朝、これに入ってるばい」といって説明するためのもの。夜中にそれと置き換える計画。
本命のプレゼントも優輝の開けられない枕元にあるタンスに無事収納。
後は、夜中にそれらをだして、こっそりとおくだけだ、
あまり早く、おいて、夜中に目を覚ましたときに見つけられるともう寝なくなって困ると思うから、5時頃にでも置こうかな?目覚ましかけて絶対に優輝より先に起きなくては・・・

PCパニック サンタがモニタにハグ!

 よくエッチな画像を開いてパニックになったという話を聞くが、昨日、すごいパニックになった。あんなにあわてたのははじめてだと思う。

年賀状の編集をしようと、ファイルを選んで開いたら、全然違うファイルだった。
そのファイルは、優輝が保育園にちゃんと行ったら届いているサンタさんからの手紙。プレゼント券の隠し場所を記してあるカードだ。プレゼント券はクリスマスツリーに隠してあるため、クリスマスツリーの写真と隠し場所への矢印が書いてある。泣かずにいったら2つの矢印が・・・このカードが功を奏してか最近は2つ矢印の連続だ。その分、プレゼント券は小さくなっているが・・・。

そのカードが22インチのモニタいっぱいに表示されたのだ。
私の後ろで優輝は遊んでいたから、私がその画面を見た瞬間、「やばい!」と思った。もしそれを優輝が見たらどう思うだろう。サンタさんから届いていると心の底から信じているのに。
それからが大変だった。閉じるのボタンを押そうと思うのだが、猛烈にあわてているので「閉じるボタン」のところでマウスカーソルを静止できない。3度ほどトライしたがだめだ。
その尋常でない慌てぶりは後ろからでもわかったみたいで、嫁さんが心配して、「どうしたと?」と声をかけてくれた。だがそれに答える余裕もなかった。
「早く消さなければ・・・」
そこで、思いついたのが電源スイッチを押すこと。それを押せばシャットダウンするようになっている。消えるまでにすこし時間はかかるが、電源ボタンなら確実に押せる。それに気づいて、すぐにボタンを押した。そして、画面がすぐに消えないため、それまでの間、モニタに抱きつくようにして、画面を自分の体で隠していた。

おかげで優輝にはその画面を見られずにすんだ。夢を壊さずに本当によかった。

ほんの10秒ほどの出来事だったが、後で疲れがどっと出た。サンタも大変だ!

クリスマスお遊戯会

 今日は優輝の保育園のお遊戯会を見に行った。
お母さん達ばかりだったらちょっと恥ずかしいなぁと思っていたら、おとうさん達も多く来ておられて、私も大きな顔をしてみていられた。

優輝の保育園はカトリック系。お遊戯会の最初は全員参加による聖劇だった。イエス様のご誕生までをみんなで見頃に演じていた。内容も、難しいのに、その台詞を必死で話しているのが、こっちにも伝わってきて、とても感動した。
優輝はその劇で宿屋の人の役をもらっていた。マリア様とヨセフ様が泊めてと頼むのを、冷たく断る役。
最初は宿の中にいるはずだったと思うのだが・・・カーテンが開かれると、宿と宿の間の路地にぽつんと優輝がこっちを向いて立っていた。たぶん、優輝もおかしいと思いながらも、観客の多さにびっくりしていたのではないだろうか?ちょっと、にやりと笑った気もするが・・・その後、すぐに宿に入っていった。その後はちゃんと台詞も言って、見事に演じきった(というほどのものではないが・・・)
後で、この光景を思い出すと、思わず笑ってしまう。
これから、機会があるたびに、優輝は何度も私たちから聞かされることになるだろう。

優輝はその後、もう一本劇に出演、それも上手に演じていた。
そして、最後に、クリスマスソングを全員で合唱。
何十年ぶりか?こんなにクリスマスムードを楽しめたのは。
サンタクロースの登場もあって、大の大人の私も、なんだかわくわくした。

サンタさん、さらりと言えば オタクかな

夕べ、夢の中で思い浮かんだ一句。

 昨日はクリスマスのプレゼントを買いに嫁さんと2人でジャスコに行った。
行く前に、優輝に、「ジャスコに行く」というのを聞かれて、ちょっと困った。
「僕も行く」というのでそれを行かないようにするのに・・・サンタが持ってくるはずのプレゼントを買いに行くのにつれて行ったら大変だ。
「サンタさんが今日はジャスコに買いに来ているから、頼みに行く」とか「クリスマス前の子供に会うのは禁じられている」とか・・・そういって、納得させて2人で出かけた。

いつものことだが、クリスマスプレゼントを買うときはこっちまでわくわくする。
車椅子に乗ったいい大人が、おもちゃのところで、店員さんに、必死扱いて「レスキューフォースのレスキューストライカーはどこ?」なんて聞いていたら、子供達から「変なおじさん」というような視線を感じるのだが・・・
それでも、ちょっと快感でもある。周りには大きなプレゼントを抱えたおとうさんはお母さんがいて、その中の自分も一人なんだと思えて・・・・この空間が何とも言いようがなく好きだ。
本当は来週の方がもっとにぎわっていて、良いと思ったのだが、肝心のプレゼントが売り切れてなかったら困るからちょっと早めの昨日、買いに行った。
おかげで、優輝がほしがっていたものは、無事に買うことができた。
25日の朝、優輝が枕元にあるこれを見つけてどういう顔をするのか、とても楽しみだ。今年はビデオもあるからしっかり撮っておこう。

ところで、昨日の夜ふと考えた、お店に行ってプレゼントの品名「レスキューフォースのレスキューストライカー」とか、あまり、「さらり」と言うのも、ちょっと格好悪いかな?あれじゃぁ、自分のものを買っているように思われても仕方がないなぁ・・・と。
知っていても、紙にメモっておいて、それを見ながら言えば、もうちょっとおとうさんらしく見られたかも?
でも、優輝と一緒に「レスキューフォース」をテレビで見てるから、ついつい・・・・

英語入力のサポート

新しいATOKには英語の予測機能もつくそうだ。
they と入れると、are が候補に上ったり。
もちろん単語入力時の前方一致による検索も。
実は、これらの機能、HeartyLadderにも最初のバージョンから備わっていた。
簡単なシステムのため、they にareもamも出てくるが・・・・一応、areもwereも選べるようにはなっている。
ちょっと凝ったところでは、moving などは moveを選んだ後に「e」をとって「ing」という事もできるようになっている。
単語については新しい単語を自動で学習することも・・・
これらは、思いつきで作った機能だが、atokにもそういう機能がついたと言うことでちょっとうれしくなった。先見の明があったかな?

この機能、使っている人はおられるかな?