れす番のプログラムはほぼ完成して、あとは公開を待つばかりになった。
だがその公開はこれまでとちょっと違うため、その準備に時間がかかっている。
なぜなら、今回、公開する「れす番」は私にとって初めてシェアウェアという有料の形で公開しようとしているからだ。
私はこれまでTextClipperやAgainTyper、HeartyLadderなどというソフトをフリーウェアとして公開してきた。
6年前に出版させて貰った本、「パソコンがかなえてくれた夢」にも書いているが、私にとっては、プログラムを作ること自体が楽しいことだ。そしてそれを公開して、皆さんに使って貰って、喜んでもらえることが、私にとっても最大の喜びだ。ユーザーさんからメールを貰うと、ものすごく嬉しい。だから、フリーウェアとしての公開に満足している。
今回の「れす番」についてもフリーウェアとして公開して、沢山の人に喜んでもらえたらと言う気持ちはいっぱいある。だが、それはちょっと出来ない。
なぜなら、このソフトは私の仕事として堂々と勤務時間中に作らせてもらったからだ。昨年から、社内のシステムが大きく変わり、私の出番がかなり減った。それでも、「必要だから」と言って今までと変わりなく雇ってくださっている会社にすごく感謝するとともに、「このままでいいのか?」という焦りを感じ始めていた。そして思いついたのがちょうど形になりかけていた、この「れす番」を本気で完成させて、会社からシェアウェアとして公開してもらうということだった。作るための時間は幸か不幸か十分にあった。当時の直属の上司に相談して許可を貰って、仕事が暇なときに仕事として作らせてもらった。そういう経緯があったから、シェアウェアとしての公開になったのだ。
また、このソフトはそうやって勤務時間に作らせてもらったから完成させられたと思う。もしも、これまで同様に余暇の時間のみの作業だったら、とても今、完成はしていないと思う。
さて、いよいよ公開までの最終段階に入った。初めての有料公開でどれだけの人がお金を払ってまで使い続けようと思ってくださるか、ぜんぜん、見当もつかず、ドキドキしている。
この「れす番」は1ヶ月間は全ての機能をフルに使えるようになっている。その間に、私なりに細部までこだわって作ったこのソフトを試して貰って、もし、気に入ってもらえたら、レジストしてもらえたらと思う。
ちなみに、ソフトは1ライセンス、1,500円。 どうぞよろしくお願い致します。
新作ソフト れす番 SMTP監視機能
いかに簡単に自分が待ちたい人のメールアドレスを入力するか。これがクリアされないと公開は出来ない。
そう思い、いろいろと考えた。
そして思いついたのが、SMTP ポートを監視すると言うことだ。
具体的にはこうだ。
メールを書くときに、そのメールの本文中に自分で決めたキーワードを入れておく。たとえば、姓名の間にスペースを2つ入れるとかでもいいだろう。
この約束のキーワードが入っていれば、その送り先の人からのメールを待つと言うことにする。その逆も可能だ。
そして、そのメールを送信したときに、SMTPポートを監視して、その情報を抜き取るというものだ。
市販のウイルスチェックソフトは、こういう事をやっているので、不可能ではないはず。
そうおもい、インターネットでその方法を色々調べた。ここが一番大変で時間がかかったのだが、何とかその方法もわかり、実装もできた。
そして、試用してみると、これが予想以上に気持ちがいい。
私の場合は、先に書いたのとは逆の使い方で、メールを送った人からの返信を一応全て待つようにし、その必要のないものに、キーワードを入れるようにしている。
そのキーワードもショートカットでペーストできるようにしているため、
これで、特別な操作を一切することなく、確実に待ちたい人のメールアドレスをセットできるようになった。
待つ期間も変更可能だ。
ここまでできて、このソフトを公開しようと本気で思うようになった。smtpを監視して、それを利用したメールチェッカーはまだ目にしたことはないし、その有効性も確かだと思えたから・・・。
その後、アイコンやポップアップ時の画像を自分で簡単に変更できるようにもした。
また、メールアドレスごとにも、ポップアップ用に顔写真などを入れられるような遊び心も入れてみた。
そして、ようやく、完成、あとは公開だ。
もう1回、続く
新作ソフト れす番 基本機能
「れす番」は業務中、常にPCを使っている人向けに作ったソフトだ。つまり私自身のように・・・仕事をしながら欲しいメールがあれば知りたいという。だから逆に時々しかパソコンを使わないと言う人には、あまりありがたみはない。
「れす番」の基本機能は、定期的にメールサーバーをチェックしてメールがきていれば報告するというもの、ただこれだけだ。メールを受信したり、削除したりする機能はない。それらは、普段使い慣れたメーラーでやって貰えばいいから。
この基本機能は、2ヶ月足らずで出来た。まず、メールチェックをして、メールがきていれば、「メルー」というお姉さんの声で知らせて、同時にタスクトレイのアイコンでも知らせる。
その時のアイコンの種類でどんなメールか知らせるために、メールアドレスと、キーワードのリストを作り、それに対応するアイコンをlinkさせて、メールに応じたアイコンを表示させるようにした。
リストにないメールには反応しないようにした。これで関係ないメールは知らされない。
これだけでも、私にとっては、十分なソフトになった。が、ここから、私の凝り性が始まる。
次に作った機能は、ポップアップで知らせる機能。
作業中は、お姉さんのささやきとタスクトレイのアイコンで気がつくのだが、席を離れていた場合は気がつかない。
そこで、キーボードとマウスの動きを監視し、どちらも一定時間使われなかったら、席を離れているものと判断して、ポップアップウィンドウを出し、そこにアイコンを拡大して表示するようにした。
これで、離れていても、どんなメールが来ているかわかるようになった。
また、省電力モードでモニターの電源がoffになっていても、ポップアップと同時に、そのモードから復帰させるようにもした。
ここまでは、簡単に出来た。そして、このあたりから、このソフトを公開したいと思い出した。私自身が使い出して、もう手放せないソフトになっていたからだ。きっと、他の人もこういうのを望んでいるだろうと思えて・・・。
しかし、公開するにはまだまだ弱い。このくらいのものならすぐにでも作れると思う。そういうのは、私が作るより、もっとセンスのある人が作ればいいのが出来るだろう。
そこで、次の機能を考えた。
それは、あのリスト。いちいち、報告させたいメールアドレスを入力するのはとても面倒だ。今回だけというアドレスもあるだろう。そういうのは、必要なくなったら削除しなくては行けない。面倒だ。
それでなんか、もっとスマートに出来る方法はないかと色々考えた。メールタイトルに「Re」があれば・・・とも思ったが、これはあんまり単純すぎる。実はここに一番、時間がかかってしまった。調査から実装まで・・・
そして、ある方法を思いついた。それについては、又次回に・・・
新作ソフト れす番 開発動機
昨日、久しぶりにメールに怪しいのがふくまれていた。
try-netが閉鎖されて以来、スパムメールはほとんど来なくなっていた。
利用しているプロパイダーのフィルターもすごく効果を上げているのだと思う。
昨日のメールを見てみると、urlアドレスもメールアドレスも書いていない。読んでみないとスパムかどうかの判断は難しい。もしかしたら、貰った本人でないとわからないかも知れない。
これだと、フィルター機能もお手上げかも?
だんだんスパムも巧妙になってきて、困ったものだ。
以前、フリーのメールチェッカーを使っていた。これは、メールサーバーを定期的に見に行って、メールがきていればポップアップウインドウが出て、その旨を知らせてくれるというものだった。
ところが、これがスパムにも反応して、プログラミングに熱中しているときもポップアップしてくる。
そのたびに、スティックをマウスに持ち替えて、そのウインドウを閉じ、メーラーを立ち上げて受信しなければいけなかった。関係ないメールでも。
これはちょっと精神的に良くない。当時はスパムも結構多かったし・・・。
そこで、考えたのが、控えめなメールチェッカー。ポップアップすることなく、ささやくように、メールの到着を教えてくれるようなもの。そして、どんなメールが来たのかも教えてくれたら、なおのこと良い。関係あるメールが来たときだけ、メーラーで読みにいけれるから・・・。
それを最初の仕様にして作り出したのが、「れす番」というソフト。そんな仕様のソフトなら、すぐに作れと思われるだろう。
ところが、ところが、HeartyLadderを含めて5つのメーラーを作って、そのソースを流用しても完成までに10ヶ月もかかってしまった。
ゴールデンウィークが明けた、今週、いよいよその「れす番」が公開目前になった。
今日から、数日間、そのソフトの紹介をちょっと書いてみようと思う。
ところで、例のショベルカーだが、レシートを失っていたが、お店に持っていくと、快く返品に応じてもらえた。交換といったのだがお金で良いと言ってもらえて、こんなに快く応じてもらえたら、こっちも嬉しくなり、前のよりも高いものをおじいちゃんは奮発して買っていた。
これが、「損して得取れ」ということか。
そのおもちゃは、優輝の誕生日までもうしばらくお預けだ。
誕生日に、満面の笑みを見せてくれることをみんな楽しみにしている。
2台のショベルカー
優輝はショベルカーが好きだ。ショベルカーが動いていると「工事、工事」と言って、いつまでも見ている。
私もショベルカーとかクレーンでの仕事の様子は、見ていて飽きない。やっぱり男は誰でも同じかな?
今日、嫁さんの方のおじいちゃんとおばあちゃんが久しぶりにやってきた。今月は優輝の誕生日があるから大きなプレゼントを持って。
そのプレゼントが、子供が乗って遊べるショベルカーだった。アームもショベルも電動で動くし、なかなかリアルだ。優輝は早速、附属のヘルメットをかぶって、大喜びだった。ちょっと電動で動くのは怖いみたいだったけど・・・。
その喜ぶ優輝の様子を見て、長崎のおじいちゃんとおばあちゃんもとても嬉しそうだった。
そんな様子を見ると、私達も嬉しくなる。
が、その一方で、一瞬だったが、複雑な思いが頭をかすめた。
というのは、実はそれとまったく同じショベルカーがもう一台我が家にあるのだ。まだ、優輝はそのことを知らないが・・・。
それはこっちのおじいちゃんが、広告を見て、早々と買いに行って、おいてあるものだった。
おじいちゃんの1日も早くそれを優輝に見せて、喜ぶ顔が見たいと言うことがひしひしと伝わっていた。
でも「こどもの日にだしてもええか?」と言うのを制して、けじめだからと、誕生日までと待って貰っていた。
そういうことがあったから、最初にショベルカーを見たとき、ちょっと胸が痛んだ。
でも、もし逆だったらと思うと、せっかく遠くからプレゼントを持ってきてくれたおじいちゃん達をがっかりさせることになる。そう思うと、まだ開けていなくてよっかったと本当に思った。
明日は早速、もう一つのショベルカーを持って買ったお店に交換に優輝も連れてみんなで行こうと、こっちのおじいちゃんは張り切っている。
優輝、よかったな!
いとこと
昨日から、1泊で予定通り、私の一番若いいとこが、夫婦で、友達夫婦と4人で関西から遊びに来た。
大人数になった我が家では優輝がずっと興奮状態だった。
人見知りしないし、やっぱりいっぱい人がいると嬉しいのだろう。
私もいとことは滅多に会えないところにすんでいるから、色々話したりしてとても楽しいひとときだった。
それにしても、いとこって、これほど似るものだろうかと思って驚いた。
性格はちょっと違うのだが、私のいとこのしゃべり方や笑い方が私の弟とそっくりなのだ。
黙って聞いているだけでも面白いし、どうかすると、弟と錯覚してしまう。事実、つい弟に話すような口調でしゃべったこともあった。
もっと、近くに住んでいたらいとこ達とももっと遊べたのになぁと思った。
ところで、今日は佐世保バーガーを1度食べたいと言うから、帰り道の途中にあるから・・・。といって、案内をした。もしかしたらいっぱいかも知れないと思い、一応2カ所寄ることにして・・・。
まずはCMでもうつったところ。ここはさすがに長蛇の列だった。雨にもかかわらず、県外ナンバーの車がずらりと並んで・・・とてもじゃないけど、待っていられないと言うことで、次のお店に。そこは以前、ブログに書いた会社の近くのお店。ここは、先のお店ほど車はなかったから食べられるかな?と期待を持ってお店に行ったが、そこも2時間待ち。今日は福岡まで行くからとてもそんなには待てないと言って、そのまま帰っていった。
佐世保バーガーも一時のブームかと思ったが、どうやら、本物の名物になったようだ。
今日も、「佐世保バーガーは簡単には食べられない」という伝説を持って4人、関西に帰っていったしね。
久しぶりTextClipperを
連休初日、久しぶりTextClipperのプログラムを触っている。
いろいろ要望があり、それがたまっていて気jにはなっていたが、仕事も忙しいし、同じフリーウェアでも要望があるとどうしてもHeartyLadderの方を優先してしまう。
それでも、待ってくださっている熱烈なユーザーさんがいてくださると言うことは本当に嬉しいことだ。
今、取りかかっているのはweb画面をそのまま保存してみられるようにするもの。画像などのデータも全部、カードに入れるため、環境が変わってもそのまま見られる。もう、90%できていてβ版も公開し、使って貰っているが、ページによってはうまくいかないところもあり、その調整に苦労している。
早く正式に公開したいと思うのだが・・・
ところで、今日は5度目の結婚記念日。いつの間にか、3年目の浮気は何もなく無事クリア!
今日はいとこ夫婦が遊びに来るため、おとなしく家にいるが、明日は友人と、結婚記念日もかねて久しぶり焼き肉を食べに行く予定だ。
続リモコン
リモコンに関するプログラムがほぼ出来たので、大学の研究室の人にテストして貰うために送った。
テストはまだこれからだが、その時に、赤外線が弱いようだけど・・・と、メールで聞いてみた。
すると、やはり、私の思っていたとおり、バッファローの学習リモコンは電源をUSBからのみで利用しているため赤外線が弱いそうだ。1.5mぐらいしか飛ばないとのこと。だから指向性は強くなく、ただ赤外線の発光の強さの問題だったようだ。
その返事のメールが、さすが工学部の人らしい、詳しい説明でちょっと感動した。
その、研究室の人たちはソフトウェアだけにとどまらず、回路なども自分で制作してPCで制御している。HeartyLadderでもそこで開発されたリレー制御の回路を利用できるようにしているが、あんなに回路とか自由に作れると、もっとパソコンも面白いだろうなぁとつくづく思う。
そうそう、昨年からちょっとやってみたいと思っていることがある。それは、この学習リモコンでリモコンで動かせるチョロQを操縦させると言うこと。
もしもHeartyLadderでもそれが出来れば、遊びながらHeartyLadderの練習にもなるかな?と、思ったりして・・・
でも、もうちょっとチョロQはお預けだ。我が家に、10台弱のチョロQがあるが、全てタイヤのゴム部分がない。それは、ほんとうに見事にない!原因は、優輝だ。歯でみんな外してしまう。きっと、外す過程が面白いのだと思うが・・・・。もうちょっと、優輝がわかるようになってからでないと、また優輝の餌食になってしまうから・・・。
リモコンの件
先日、「テレビを持ってきて」とつい言ってしまった、テレビの操作がうまくいかなかったという件、ようやく解決した。
まず、やってみたのが附属のソフトでのテスト。これでうまくいけば私のプログラムが悪いと言うことになる。
だが、幸いにも?附属ソフトでもうまくいかなかった。
予想通り、発光が弱いようだと思い、今度は嫁さんのノートに私の作ったソフトをインストールし、ノートごとテレビの方に持っていった。テレビは動かせないが、ノートPCならできるもんね。
そして、発信テスト。何度か失敗したが、だんだん近づけていって、ようやく電電offに成功。
やっぱり、赤外線が弱いようだ。指向性も強いみたいなので利用するときは発光部をしっかりとその対象に向けて固定した方が良いだろう。
普通のリモコンならどうかすると、ぜんぜん別の方向を向けてボタンを押しても反応するのに、これは同じように思ってはいけないようだ。
そうそう昨日のニュースでHeartyLadderを利用してくださっている大学の教授がうつったそうだ。私はタッチの差で見られなかった。HeartyLadderの画面もちょっとうつったみたいで、後で見られなかったことを地団駄踏んで悔しがったが・・・。
でも、そうやって、自分のぜんぜん知らないところで、テレビに映っていると言うことも、又嬉しいものだ。
助手席で冷や冷や
昨日、佐世保に行った帰り、発電所の先から、ぴたっとパトカーが後ろについた。
嫁さんが運転しているとき、こういう状況になったのは初めて。
父や母、友人の運転の時は時々あったが・・・。そういうときは、みんな制限速度をきっちり守って走る。
だから、昨日も、「パトカーのおるけん、ゆっくりはしらんば」と言ったのだが、「うん」と返事はするものの。いつも通りの運転。普段からそんなに飛ばすことはないのだが、やっぱりパトカーの前だと特に気になる。
道が良くて、勾配もあるせいか、10km/hぐらいのオーバーにすぐになってしまう。
何度も、パトカーを大きく引き離し、そのたびに「だめ、だめ」と注意した。
たぶん、パトカーも別の任務で走っていたからか、それとも許容範囲で悪質じゃないとわかってもらえたからか?、何も言われなかった。
それにしても、パトカーをあんなに引き離すような運転は初めて。助手席で、サイレンが鳴らないか本当に冷や冷やした。