朝からドキドキ

今日も又、ドキドキした。今日は身体全体から汗が噴き出し、一瞬呆然。「なんでー」と口にしてしまった。その声があんまりにも悲壮だったのか、母が驚いて飛んできた。
今日、ようやくこの前から作っていたソフト「れす番」を朝一番で公開した。
昨日の午後からずっと使っていて、ちゃんと報告もされるし、今朝一番のメールも気持ちよく報告してくれた。
もう、これで大丈夫と自信を持って、公開。その後、その旨を会社の人や、サポートしてくれる人にメールで報告した。それに対しても、「レスー」と返事を待つ合図をしてくれた。
ところがである、それらのメールに対する返事が来たことを知らせてくれ羅直後、なんとエラーが発生。そのソフトは今公開したばかりの「れす番」だった。
やっと公開したと、喜んでいるときだっただけに、それを見た瞬間、汗が噴き出した。
なぜだ、何処だ・・・。昨日までずっと使っていたのに、そういうことはぜんぜん無かった。
今、メールを貰った人たちに、もう一度、メールをくださいと一斉送信。
それからちょっと心を落ち着けて、よく考えたら、昨日修正したところが悪いのではないかと、思い当たり、TEST。幸運にもそれが原因だとわかり、すぐに修正して更新した。
この間、だれもダウンロードしていなかったのが不幸中の幸いだった。
ところで、この不具合、理論的には絶対に発生しない部分が怪しいからと言ってあえて施した修正だった。それが、こんなに早くここでエラーが起きたと言うことは、良かったことかも知れない。みんなに使われだして再現できないエラーがあっちでぽつり、こっちでぽつりと発生したなら、原因がわからず、お手上げだった。
ところで、その数十分後、れす番に携わってくださっている人が我が家に来てくださった。
そして、公開したことを喜んでくださり、ちょっと前に起こったエラーの一件で汗が噴き出した事も話したら、一緒に大声で笑ってくださった。今朝は笑い事ですんだから良かったのだが・・・・。
そうやって、同じ方を向いていてくださる人がいて、ときには一緒に笑ったりするひとときは、私にとって何よりも嬉しい。

準備OK

やっと「れす番」の公開の準備が整った。
明日の朝、公開する予定だ。どれくらいの人が使って下さるだろうか?
ドキドキだ。
今日は優輝の2歳の誕生日。お祝いは明日に延期になった。
今日はこれから視線制御ソフトを開発した先生の講演を聴きに川棚まで・・・。
また開発したいという心をくすぐられるだろう。
準備しようっと。

朝からドキッ

 昨日とは全く違う、ドキッとした。
優輝が散歩をせがむものだからちょっとだけ車いすに乗せてその辺を走った。
朝といってももう日差しも強く紫外線を意識して、木陰でちょっとあそばせる事にした。
この時期、草のみがいっぱいなっている。それを手でひゅっと握ってしごきあげると、いっぱい手に取れる。それをパーっとまき散らすと面白い。優輝もこの遊びが気に入ってしばらくそうやって遊んでいた。
すると、私達の1.5メー撮るぐらい横に、バサバサバサという音を立てて、何かが木から落ちた。
音と大きさからして蝉だろうと思って、その方を見た。すると、その物体は2つあり、その内の片方が、落ちたところで低空でホバーリングしている。蝉は飛ぶのは下手で、ホバーリングは出来ない。
それが何か、よく見ると、なんと、大きなオオスズメバチだった。
それとわかった瞬間、体中の毛が逆立つのがわかった。
いつもなら、「うわぁー」とか「えいえー」とか、言葉にならない声を上げるのだが・・・嫁さんはこの声で私以上にびっくりする。でも、今日は声も出なかった。
もうあわてて、車いすの電源を入れて、その場から離れたことは言うまでもない。
スズメバチ、私にとって一番怖い相手だ。ムカデも蛇も、見たら、車いすでなら怖くない。近づかなかったらいいのだ。
だがスズメバチはあっちから来られたものなら、時速6kmでは逃げられない。
刺されたら下手すれば命にも関わるし・・・。
今日は、その後、暑かったが遠回りして帰ってきた。
後で、考えると、落ちてきたのはわずか、1.5mのところ。頭の上でなくて本当に良かった。

朝からドキドキ

HeartyLadderの話だ。
昨日、ある不具合が報告されていたので修正して更新出来るようにしておいた。
今のバージョンは自分でupdateできるようにしてある。まだ、公にはしていないが・・・。
ところが、今朝、メールを見ると、更新したらHeartyLadderが立ち上がらなくなったと言うこと。
HeartyLadderでパソコンを操作してくださっている方なので、きっと何も出来なくなって困っておられるだろう。
そう考えられると居ても立ってもいられなくなる。
何が悪かったのだろうかと、プログラムを見直したり、別のPCで試したり・・・。
昨日もtestは十分におこなってupしたのだが・・・。
結局、エラーメッセージを見てもらうと、プログラムファイル自体が壊れているようだった。
update中にトラブルがあったと思われる。私のミスではなさそうなのでちょっと気持ちが落ち着いたが、それでもユーザーさんの様子を思い浮かべると、すっきりしない。
さっき、古いバージョンを入れてrもらったら一応動いたという報告を貰い、ちょっと一安心。
これから再度、更新を試みて貰う予定だ。
プログラムをupdateしたり、新規に発表したりするときいつもドキドキだ。
さて、今週はやっと「れす番」も公開できそうだ。今、ホームページの最終仕上げ中。どうなるか・・・。
その日もドキドキだろうなぁ。

ホワイトデイのチョコ

 3月のホワイトデイに嫁さんに、買ってあげたチョコをようやく食べ始めた。
前から、早く食べろと言ってきたが、「わかってる」といつも言って、いっこうに食べる気配が無くタンスの上に載せたままだった。そのチョコは桜の花びらがいっぱい書いてある6角形の箱に10数個入っている。
私も昔のことを思い出すと、その気持ちはよくわかる。私と同じ考えでだったらの話だが・・・
私の場合は、好きな人に貰ったものだから、なんか、食べるのが、もったいなくて・・・なかなか食べなかったものだ。
最近になって、ようやく嫁さんは食べ出した。1日1個のペースで。
やっぱり、そうかと思うと、なんか嬉しくなってくる。
ところが、今日はその食べているところを優輝に見られてしまった。しかたないから、嫁さんは少し優輝にそれを分けてやった。ホワイトチョコだから良いだろうと思って。
優輝は当然、それがとてもおいしいことを覚えて、嫁さんがいないときに2個も自分で開けた。1個は私の口に入ったのだが・・・。
予定より2個も多くなくなったことを知った嫁さんは、あわてた様子。ちょっと悔しそうでもあった。
そして、「どこかにかくさんば・・・」と。
そんなに大事に食べてくれると、買ってあげた甲斐もあるもんだ。ちょっと、うれしい。
さて、嫁さんはその対策として、その箱はゴミ入れに捨てて、中身だけを袋に入れて隠すことにしたようだ。
幸い、まだ、優輝は気づいていないようだ。
ところで、その後、その捨ててある箱を見て、驚いた人がいる。それは、おばあちゃんだ。同じものを、母にもホワイトディにプレゼントしたのだった。
その捨ててある箱を見つけて、「私、まだ、たべてないでぇ」とおばあちゃん。自分のチョコの箱だと思ったのだろう。他のものだと、そんなこと言わないのに。
どうやらここにも、1個1個、大事に食べてくれている人がいた。
やっぱり、嬉しい。ちょっとだけ。

自立大賞

私が昨年頂いた「ありのまま自立大賞」の今年の授賞式の報告が毎月送られてくる新聞に載っていた。
今年の受賞者は岡山のお医者さんだそうだ。
私は奨励賞だったが、今年は大賞。やっぱり、それだけ、すごさが違う。
高校の時、ラグビーをしていて頸椎を損傷され、それでも医学部に進学され、卒業、国家試験もパスされて現在は付属病院で精神科医として働いておられる。カルテ記入などは専門のアシスタントにサポートして貰っているそうだ。
人間、やろうと思えば、どんなふうにしてでも実現できるだなと、改めて思う。
こんな話を聞くと、私ももっと頑張りたいという気持ちになる。
この気持ちがずっと続けばいいのだけど・・・・。

覚える

 最近、優輝は覚えようとする意欲がすごい。花の名前を教えると、すぐに反復して覚えようとする。うまく言えたら頭をなでてやるとすごく喜ぶから私もそれが一つの楽しみなっている。
でも、意欲はあってもなかなかすぐには覚えられない。その時の行動が又おかしい・・・
先日から、「バラ」の名前を教えているのだが、教えてしばらくは、ちゃんと言えるのだが、時間が経つと、ころっと忘れている。今朝も、雨の前にソトに連れ出したとき、その花の前に行って「なに?」と聞いてみた。
すると、前に教えて貰ったことは、覚えているようで必死に思い出そうとしている。それでも思い出せないとなると、にやりと笑って、「バプー」と。最初の「ば」は覚えていたようだ。惜しい!
花の名前とか、覚えると言うことを考えると、優輝にとっては相当に大変なことだと思う。まだボキャブラリーもほとんど持っていないし・・・
私が花の名前を覚えるときは、別の似た言葉をイメージして覚えるようにしている。いきなり、その名前なんて頭に残らない。たとえば「ムスカリ」なら「むずかっている」とか、「アリストロメディア」なら「アリストテレス」という風に。そしてそこから正確な名前を思い出すようにしている。
でも、優輝の場合、そんなことは出来ない。それでも、すぐにどんどん覚えていくと言うことは、やはりすごいことだ。
そういえば、「たけのこ」ももう一歩で完璧に覚えそうだ。今日、たけのこを教えていたところで「なに?」と聞いたら、ちょっと考えて「たけとこ」だった。おしい! 
そこにはもうタケノコはなくて、みんな、皮のついた立派な竹になっている。そこで教えるのも、もう限界かな?

ついに枕に・・・

 夕べ寝ていたら後頭部にかすかな振動を感じた。半分、眠った状態で、「あー地震か、震度1ぐらいかな?これだと、起きていたら気づかないだろうな、結構長かったから震源地はもっとひどいかも?あさのテレビで確認しよう」と、一瞬の間に考えた。半分、寝ていると、色んな事を考えるが、行動には移さないものだ。しっかり起きているときならすぐにテレビをつけてニュース速報を見るはずだが・・・やはり、寝ていたいという気持ちが強いのか。
ところが、そう考えた直後、その後頭部が急にもぞもぞと動き出した。その瞬間、あることが頭に浮かび、はっとして頭を浮かせた。そこを見ると、思った通り、そこには優輝がいた。どうやら、私が優輝を枕にして寝ていたようだ。
最近、暖かくなってきたせいか、優輝の寝相が悪い。というか、いつも決まって、私と嫁さんの間に橋を架けるような形で寝ている。頭はいつも私の顔にくっつけるようにして・・・。
その前の版は寝返りしたときに、優輝の頭に当たって、びっくりした。
そんな優輝の寝相のせいで思うように寝返りが打てずに、ちょっと窮屈なところもあるが、頭を頭にくっつけて寝てくれる、こんなのも又嬉しさを感じる一瞬だ。
一方、嫁さんの方は、優輝の足。夜中に蹴られたりしているのかも知れない。

食わず嫌い

優輝は相変わらず、嫌いなものが多いk。
みんないちごは喜んで食べるというのに、優輝は食べてくれない。
この前、1個を少しずつ時間をかけて食べてくれたので、克服できるかと思っていたら、昨日は又ダメだった。
それならばと思い、ミルクセーキを作ってもらった。いちごを入れて・・・。
アイスクリーム好きだからきっと喜んで飲んでくれると思っていたら・・・それを目にして飛びついてきた。
ところが、口を近づけた瞬間、「いらない」というようにしてグラスを遠ざけた。それからというもの、もう絶対のもうともしてくれない。おそらく、においで、いちごだとわかるのだろう。
一口でも飲んでくれたら、絶対においしいと思うのに、その一口がダメだ。
これは相当な頑固だ。そこまで何も似なくても良いのに・・・

捕獲失敗

 昨日、久しぶりにムカデが出た。それも天井に近い壁に。
園に通じるところがない部屋だからどこから入ってきたのっかふしぎだ。
優輝もいることだし、変なところに落ちてきたら困ると思い、また、嫁さんと上にいる状態で捕まえることにした。
モップの先に粘着テープを裏向きにくっつけて、それをムカデにくっつけて捕ろうという戦法。
先につけた粘着テークも今回は簡単にムカデに届いた。
が、なんどやってもムカデが粘着テープについてくれない。
走行している内に、ムカデが思わず、手じゃなく、足を放してしまった。
こういう時の落ちるものはすごくスローに見えるもの。やっぱりそれだけ集中しているせいだろう。
そして、落ちたところは最悪の、飾り棚の上にあるガラスケースの上。私達には、もうどうすることも出来ない。
もし、下に落ちていれば何とか処理も出来ていたのに・・・。
なぜ、テープにつかなかったのか調べたら、ムカデをつけようとしたときに、その部分がめくれ上がっていたからだった。
それからというもの、さっき逃げ延びたやつが何処からか出てきやしないかとおもって、気が気ではない。