御神輿

昨日は地域のおくんちだった。優輝も初めての参加。
一番小さいサイズのはっぴを借りて、一人前に蜂町を締めてもらって、ちょっと誇らしげに振る舞っていた。
神事がすんで、子供たちは地区を御輿を担いだり、引っ張ったりして、回ることになっていた。
優輝ももちろん参加。
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歩く距離が相当あるので途中でリタイヤしてもいいように、私も最後尾から電動車いすでついていった。
時々優輝がどんな顔をして歩いているのかを見たいから、近づいたりしながら・・・。
優輝は、後ろなど気にすることなく、前を向いてみんなと歩くのだろうと予想していたが、実際は違った。
歩きながら、時々、うしろを振り返って、私の顔を見ては、また前を向いて歩く。そういうことが何度も繰り返された。たぶん、「ちゃんとついてきているな」というところだろう。
その行為が、私にとっては無性にうれしく思えた。
結局、優輝は予定の行程の半分で、ちょっと遅れだしたので、いつものように私の膝に載せて一緒に地区を回った。
御輿と一緒に、地区を回れたのも優輝のおかげ。でも来年はもうそんな私の役目も無用になるだろうな!

データの人質

 昨日はちょっとふらっとした。
先月の30日、島原から帰ってきたら、嫁さんがノートパソコンがおかしくなったという。
立ち上げるときに優輝がキーをさわって、フリーズしたそうだ。
仕方ないから電源を入れ直したら、電源も入らなくなったという。
気になったから、すぐに見てみると、その通り、電源が入らない。
バッテリーとの関係かと思い、バッテリーを外したりしてテストしても同じだった。
しかたなkj、電気屋を通して修理に・・・幸いなのは電源が入らないと言うこと。
それなら、データはたぶん大丈夫だろう。最新の住所録や作りかけのHeartyLadderのパネルも入っているから・・・
そして、昨日、電話があった。案の定、マザーボードが壊れていたそうだ。よかったと、思った次の瞬間、一瞬、固まった。修理代が5万円だという。
一瞬、お願いしますという言葉を、飲み込んで、ちょっと考えた。5万なら後、数万出せば新品があるのではないか?そう思ったが、データのことを考えると、そうもいかない。
ほんとうに、渋々、「よろしくおねがいします」と返事した。
バックアップさえしていれば・・・ 悔やまれる。

くんち

昨日、ニュースを見ていたら長崎であるCDが売れていると言うことだった。
その歌というのは今年の長崎くんちで万才町が奉納した長崎ばんばいという歌だ。
実は私もこの奉納の様子をテレビで見ていて、なんか心に残って、私にとっては今年の奉納の出し物で一番気に入った。その後、その奉納の様子をまた見たくて、新聞のテレビ欄でダイジェストはないものかと、毎日探したほどだ。
 なぜ、そんなに心惹かれたか・・・。歌もよかった。耳にすぐについて、その後、口ずさんでいたほどだ。
そして、奉納のしかたが私は感動した。最前列に着物姿の女の子供たち、その後ろに芸子姿の女性たちが並んで踊り、その後ろで男性がその歌を歌う。歌はそんなに聞き惚れるほどうまいとは思わなかったが、勇ましくて、女性や子供たちの踊っている様子を見ると、なんか男性の暖かさというか包容力が感じられた。解説ではそうやって男性が歌を歌うのは初めてのことだそうだ。
クライマックスでは会場全体も一緒になって歌って踊った。それを見て私はまた感動した。
昨日、ニュースでその歌のCDが売れていると聞いて、感動を覚えたのは私だけじゃ無かったと、ちょっとうれしくなった。
そのCD 私もほしいけど、地元の地区での直接販売だけで一般のCDショップでは売っていないそうだ。残念!
さて、明後日は私の住む地区のおくんちだ。今年は初めて優輝がはっぴを着て御輿を引く予定。
初めて、みんなと行事参加だ。うまくできるかな?

展海峰で

 昨日は天気もよかったから優輝をつれて家族全員で遊びに出た。
まず、行ったのは石岳動植物園。優輝も動物はだいぶ覚えてきたし、1度連れて行きたいと思っていた。
おもしろかったのは動物園に入って象のいるところに向かって歩いていると、まだずいぶん距離があるのに象が見えだしたところで、優輝が象の大きさに驚いて、「こっち、こっち」と象を避けるようにおばあちゃんを引っ張っていこうとしたことだ。
やっぱり、本物の象は想像以上に大きかったのだろう。
その後は、ライオン、猿と、順に見ていき、再び、象のところにきたときは、もう動物園になれたのか全然、怖がることはなかった。
私も象をあんなに間近で見たのは数十年ぶり。大人になってからは初めてかも知れない。
大人の目で見た象は、しばらく見とれるぐらい大きかった。優輝がその大きさに驚くのも無理はないと思った。
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動物園の後、コスモスを見に展海峰というところに行った。
そこのコスモス畑は毎年、天気予報のバックなどに使われるほどだ。またそこの展望台からの九十九島の眺めはすばらしいと聞く。私と嫁さんはちょっと展望台に上るのは無理だから優輝たちと別行動をとった。歩くのも遅いし・・・。優輝にこんな私たちとペースをあわせろと言うのは絶対に無理な話だ。行きたいところがあれば一目さん。とても私たちには手に負えない。おばあちゃんとおじいちゃんには感謝だ。
コスモス畑ではおじいちゃんたちが優輝を展望台に連れて行ってくれたおかげで、私たちは写真を撮りながらゆっくり、回れた。私の車いすを押してくれた嫁さんはちょっときつかったようだが・・・。
ところで、そのコスモス園を回っていると、1組の家族とすれ違った。
高齢の女性が車いすに乗り、その車いすを歩くのがやっとの年配の男性が押しておられた。きっとご夫婦だろう。ちょうど、私たちとは逆のパターン。車いすを押すスピードは私の嫁さんよりさらに遅いようだった。そして、その後ろを若い女の人がその遅いペースにあわせて、見守るようにずっとついて歩いておたれた。その様子が、とてもすてきに感じられた。将来、私たちも年をとったとき、優輝に見守られながら、あんな風にして、コスモス畑を散策できたら・・・と嫁さんと話した。
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その後、ついうれしくなって、コスモス畑をもう一周!
嫁さんは本当はそれどころではなく、座りたかったそうだ。ごめん!

トンコロリ

 優輝の言葉数も日に日に増えてきた。時々、どこで覚えたのかと驚かされたり、覚え間違いで笑わされたりする。
この頃は、1つ余分に繰り返す傾向もあるようだ。
「いってらっしゃい」というのを、「いってらっしゃっしゃい」と言ったり、もう一つ、何だったか・・・思い出せないが似たようなことを言う。
ところで、「トンコロリ」ということを最近、よく言う。最初は何のことかわからず、一時期はやった
元気でいて、ころっと死ぬということの、「ピンピンコロリ」を連想して、ちょっと心に引っかかった。
それでその「トンコロリ」は、何か優輝に聞いてみた。
すると、この前、おばあちゃんに買ってきてもらった、ミニカーをもってきた。
なるほど、それは「タンクローリー」だった。そうわかっても、やっぱり、「トンコロリ」と聞くと、なんか、耳が痛い。
その後、おばあちゃんも、「トンコロリ」と聞いて、同じように、首をかしげていた。

2038年問題

 私が愛用しているメールソフトbeckyがバージョンアップされた。
内容を見てみると、2038年問題に対応と言うことだ。
私が公開しているTextClipperにもしっかりと、この問題が含まれている。
2038年のある日を境に、TCが管理する日付がおかしくなるはずだ。
これは19??年から、何秒たっているかをデータとして持っているためだ。
その数がもう限界に達するのが2038年だ。
そのうち、バージョンアップさせて対応させようか?ということも頭をよぎるが、果たして、その頃までTCが使われているか?そう思うと、無駄かな?とも思う。
38年というと、今から30年後。果たしてパソコンをさわっているかな?
それより、vistaに対応させるのが先だ。

お墓に感動

先日、島原に行ったときのこと、初日に会場の下見をした後、時間があったから、みんなでちょっと島原市内の観光をした。
島原城と、ねはん像、そして鯉の泳ぐ町。
鯉の泳ぐ町は一度行ってみたいところだったのだが、行ってみると、鯉があまりいなくて、もう一つだった。でも、わき水が豊富で見ているだけで涼しげだった。
ところで、感動したのはねはん像のところでだった。
ねはん像は、墓地の中の小高いところにあった。大きなお釈迦様がなぜか南向きに寝ておられた。
北枕というのは・・・。そんなことは、まあいい。お釈迦様のところに行くには、階段を上らなければ行けなかったため、私は階段の登り口で待っていることにした。だから、見られたのはお釈迦様の巨大な足の裏だけだった。
その大きな足の裏から、全体の大きさを想像したりしていて、ふと、横を見ると、そこに新しいお墓があった。そのお墓が、妙に、脳に引っかかった。見慣れない墓であると同時に、見慣れた形をしている。
なぜだろう?とよく考えると、それはまさしくバリアフリーの墓なのだ。
けっこう、りっぱなお墓で、普通なら、数段の階段を上がって、お墓の前に行かなくてはならないのだが、そのお墓はそこがスロープになっていた。さらには手すりもある。もちろん、それらは、男鹿かと同じ種類の石で造られていた。
バリアフリーのお墓とわかったとき、私はいろいろ想像した。残された旦那さんか奥さんが車いすの保利用者だろうか?もしかしたら子供さんか知れない。でも、いずれにしても車いすででも、参りたいと思っているのは確かだ。そこまで慕われている故人はきっと幸せな人だったんだろうなぁとか・・・。

コミケンフォーラム

 昨日、年に1度の、コミケンフォーラムがあった。
今年は島原で。
最初は参加者が少なくtrどうしようと、心配していたが、ふたを開けてみると、100名を超える参加者があり、会場もいっぱいで、盛況ぶりがうれしかった。
私は午後からのHeartyLadderの展示、デモンストレーションをさせてもらった。
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新しく、大学院生に作ってもらったパネルを持って行って展示したら、すごく好評だった。
それに新しいバージョンはいつできるのかといろんな人から催促があった。
こういう生の声を聞く機会が私がHeartyLadderを作る上で、うれしい瞬間だ。
こんな機会があるごとに、ボールがバウンドするように、開発のペースが上がるように思う。
新しいバージョン、できるだけ早く完成させなければと思った。
ところで、今回は初めて前夜から島原に入った。
そして、、コミケンの人たち8人と1夜を同じ部屋で過ごした。もちろんというか、残念ながら野郎ばかり。
夕食から深夜にかけては、予想通りの酒の宴。みんなの飲みっぷりにびっくりさせられながら、、彼らの思いなどに耳を傾けていた。
HeartyLadderをベースにして、コミュニケーションのサポートをしておられる長崎大学のI教授とも一緒で、東京で研究を展示していたら「これHeartyLadderですよね」といろんな人に言われたという話を聞かせてもらい、うれしかった。
ときには、ゆっくりとこうやって同じ活動をしている人たちと一緒に飲んだりするのも、いいなぁと思った。

蜂と思ったら・・

 今朝、昨日のこともあり、どうしようかちょっと迷ったが、せっかく朝のウオーキングも習慣になりつつあるのに、ここでやめるのもいやだから、歩くことにした。
用心のためにいつもとは道の反対側を歩いたが、幸い、昨日、スズメバチがたかっていたところには今日はいなかった。
これで、また安心してウオーキングを続けられる・・・。
それでも、昨日の一件以来、蜂にはちょっと神経質になった。
優輝と、今、散歩に行ってきたのだが、ブーンという羽音がすると、どきっとしたり・・・
そして、もう一歩で家に着こうという時のこと、私の右のふくらはぎに刺されるような痛みが走った。その瞬間、思わず「あっ」と声を上げた。蜂だと思ったからだ。
でも、どんな蜂かと見回してもそれらしいものは見あたらない。
それでは何だったのかと、調べてみると、優輝の欠けた親指の爪だった。
びっくりさせやがって。

知らぬが仏

 今朝もダイエットのために6時起きで、30分間、歩いてきた。
体重は、もういやになるくらい変化がない。それでもこれで約1ヶ月、続いていることになる。
最近は嫁さんも15分ほど送れて歩いている。
私が折り返して帰ってきている途中ですれ違うことになる。
くせでいつも2mほど先の地面を歩いているのだが、イノシシはでないかな?とか考えているときなど、ふと視線をあげると、目の前に嫁さんがいることがあるが、そういうときはほんとびっくりする。
ところで、今日は私の調子がよかったのか、嫁さんのスタートが遅かったのか、いつもより家に近いところで出会うことになった。ちょうどヘアピンカーブのところだ。だから、周囲の様子もよく見ていたせいで、早くから嫁さんが歩いてきていることは知っていた。向こうも、私に離れたところから、「今朝は腰が痛い」とか話しかけてきた。
 そして、すれ違った後、私はいつもの道を帰ろうとした。そこには、柿の木があり、気候のせいかもうすでに熟したものがある。いつもその柿を見ながら通過するのだが、今日はそこに、すごくいやなものを発見した。スズメバチだ。大きくはないが、5,6匹は見えた。2mぐらいのところだったため、羽音もしっかりと聞こえた。その瞬間、ものすごい恐怖が・・・。私の歩く速度はせいぜい時速1km強だ。さっと逃げるわけにも行かない。一番あいたくないやつに会ってしまったと思った。それでも、自分の精一杯のスピードでその場から離れた。幸い、奴らは柿の方に夢中だったらしく、こっちには飛んでこなかった。ちょっと離れたら、私も冷静になれて、大声で嫁さんを呼び、そっちは通らないようにと伝えた。嫁さんもいつもその木のすぐ脇を通っているから・・・。
それで幸い、2人とも蜂には刺されずにすんだ。
家に戻った後、考えてみると嫁さんがそこを通ってから1分もたたないうちに私が発見したのだから、嫁さんが通っているときにそこに蜂が飛んでいたのは間違いない。もし、蜂に気づいていたら、私と同じく歩くのが遅いためパニックになっていただろう。私より至近距離だったし。
そう思いながら、嫁さんに柿のところを通った時、蜂には気づかなかったのか聞いてみた。すると、嫁さんは一言、「あんたばっかり見てたから・・」と。思わず、絶句した。そんなにはっきり言われるとね・・・。
でも知らぬが仏でほんとうによかった。
私が通ったときはどうだっただろうか?柿は見ながら通った覚えがあるのだが・・・。柿に集中していてそれに群がる蜂は見えなかった?そんなばかな。
ところで、その蜂は3日前に父が指刺された蜂だった。草刈りをしていて、いきなり襲撃に遭い、何カ所も・・・。アレルギーのショックは幸い無かったが、かなり痛がっていた。それを思うと、ぞっとする。
明日からのウオーキングどうしよう・・・。