初めてHeartyLadderを・・

 ある検討会の委員に選ばれてしまった。ちゃんとした意見を言えるのかずいぶん悩んだが学生時代の恩師に頼まれて引き受けてしまった。

昨日がその3回目の委員会。

第1回目の時、口頭で意見を言ったが、言語障害があるためうまく伝えることができなかった。

それで、どうしようかと考えて、パソコンに発言内容を打ち込んで音声合成で発言することにした。でも、事前に打ち込んだ文章をそのまま読み上げさせるのはちょっと怖い。他の人の意見を否定するようなことになっては大変だ。

それだからといって、委員会の場でキーボードを打つのはちょっと気が引ける。私の場合、床に座らないといけないから、敷物も準備しないといけないし、大げさになってしまうから・・。

そこで、自分で作ったHeartyLadderを使うことにした。9分割モードを使えばキーボードと同程度のスピードで文字を入力できるし、それなら椅子に座ったままでも入力できそうだったから・・・

ただ、私が持っている9ボタンのスイッチは大きく、押したときの音もうるさくて、ああいう場では使えそうにない。

そこで北九州で出会ったH先生がもっとコンパクトなものを作っておられたのを思いだして貸していただいた。

送ってきたものを見ると、思っていた以上に頑丈な造りで感動した。だいぶこれを作るのに、時間も労力もかかっただろう。

それから2日間、9ボタンの操作をマスタするために猛特訓。おかげで普通のキーボードに近いスピードで入力できるようになった。

そして昨日の委員会でまさにそれが役に立つことになった。私の準備した発言が前の人の発言に引っかかりそうだったから、その場で、その9ボタンを使って少し修正。おかげで無事、私の意見を述べることができた。

考えてみればHeartyLadderを自分のために利用したのはこれが初めてだと思う。それも猛特訓して、本気で。

本気でこうやって使ってみると、まだまだ作りが甘いところが見えてきた。入力した文字を読み上げる機能がそれだ。現状のものはワンテンポ送れて読み上げる。これだと、続けて入力するのはちょっと厳しい。昨日もその機能をオフにして使ったくらいだ。これからそこを修正しなくてはと思っている。

それにしてもこのスイッチには、使いやすくてすごく感動している。誰かに作ってもらおうかと、マジで考え中・・・。

H先生、大事な機器を貸してくださってありがとうございました。

この写真を見て「あれ?」と思われてるかも知れませんね。ボタン手前のスペースが広いので逆さで使わせてもらいました。

窓の杜にAgainClicker

さっき、窓の杜をのぞいたら先月公開したAgainClickerの紹介が載っていた。

公開依頼、そんなにダウンロードされていなかった。

この機能はマウス操作が苦手な自分には便利だが、やっぱり普通はそんなにニーズはないのかと思っていたところだったので、こうやって紹介してもらえるとやっぱり嬉しい。

http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20101006_398336.html

次は本来の目的だったHeartyLadderとの連携だ。もうほとんどできていて、最終チェック中。

HeartyLadderのユーザーさん、もうちょっと待っていてください。

今日から冬服

 優輝の運動会も済んで今日から保育園は制服での登園になった。

朝から、優輝は久しぶりの制服でご機嫌だった。つり紐のついたズボンと、白のブラウス。やっぱり制服を着るといつもと感じが違う。そう思いながら私は優輝を見ていたがママは違っていた。つりズボンの長さが短くなっているのに気がつき、伸ばしてやろうとしていたのだ。でもおじいちゃんも会社に行く時間だし、どうせ園についたらすぐに体操服に着替えるのだから・・・紐の調整は帰ってからすることにして送り出した。

そして夕方、優輝が帰ってきて、ママは真っ先に、ズボンのことを聞いていた。

ママ「優輝、ズボンはどうやった?」

優輝「なんか、浣腸しているみたいやった!」

優輝の一言に仕事をしながら笑ってしまった。それだけ身長が伸びてよかったな。。

運動会

今日は優輝の運動会だった。

入場行進、昨年はわざと目を合わせないようにして私たちの前を通過していった優輝、今年はどうかな?と思ってみていたらやっぱり、こっちを見ようとしない。でも、今日は通過しているときに、小声で、「優輝頑張れ」と声をかけたら、正面を見たまま、ニッと笑ってくれた。

その他の、組み体操や親子の競技などの時も、目が合うと、こっちに向かって、笑顔を投げてくれて、そのたびに「通じている・・」、と思えて、嬉しかった。

一番、夢中になったのがかけっこ。スタートに出遅れて、アウトコースだった優輝は、抜きたいのに、カーブのせいでなかなか抜くことができない。私もそれを見ていて力が入った。そして最後の10メートルもないの直線で、ゴールぎりぎりでかわして1等。思わずこっちまでガッツポーズしていた。

一緒に作ったカブトムシのマントも、おじいちゃんと出たしっぽとり競技で、遠くからでもよく見えて、良かったなぁと思った。他のお友達のマントはどんなのだろうと思ってみてみると、アニメのキャラクタが多かった。お父さんやお母さんが本気で描いておられるようだ。そうとわかっていれば・・・。来年ももしこういう企画があればもっと制作にしゃしゃり出てやろうと思った。

親子競技ではおじいちゃんはさておき、おばあちゃんまでもなんと優輝をかたぐるましてくれて、びっくりした。おばあちゃんがかたぐるま。私もしてもらったという記憶がないのに・・・。優輝にとっては最高だったと思う。二人にはほんとうに感謝だ。

今年の運動会、昨年よりまたいっそう力強いところを優輝が見せてくれて嬉しかった。

来年はいよいよ年長さん。今から楽しみだ。

ハ、ハァ?

 英語で、なんと言ったか聞き返すとき、首をかしげて「ハ、ハァ?というイメージが私にあって、そのことをつい優輝に教えておいた。覚えていないだろうと、そのことを忘れていたら、昨日、それがいきなり出てきた。

おばあちゃんがバームクーヘンをもらってきた。、それにはチョコレートとホワイトの2種類がある。優輝はチョコが好きだからチョコばかり食べていたから、ママが優輝に言った。

「チョコばかり食べんで、ホワイトも食べんばよ!」と・・・

英語を少しかじっている優輝は、それを聞いてすかさず言った。

「ホワイトじゃないやろ、white(ワィツ)やろ」と、一応、英語的発音で

それに続けて、

「ホワイトって言うたら、アメリカ人の『ハ、ハァ?』って言うばいね!」と・・。

私たちの笑いの壺にはまって、しばらく、笑いが止まらなかった。

フクロウとイノシシ

昨日、優輝にせがまれて夜に外で花火をした。夏に買っていた花火がまだ残っていたから、今の内にしてしまわないとということで・・・。

もう夜はかなり涼しくて、すっかり秋だ。10日前まではまだ暑かったのに・・・

ところで、花火をしながら、気がついたのだが、山の方でフクロウが鳴いていた。独特の鳴き方で、優輝に教えると、鳴き方を真似して興味を示してくれた。

こういうフクロウの声とかを聞くと、まだここにも自然がのこっているんだなぁと何か嬉しくなる。

が、昨日は、久しぶりに畑にイノシシが入ったようだ。1度目は真っ昼間に。もう一度は花火をした後の夜の内に。昼間に入った後の残骸はすさまじかったようで、嫁さんが洗濯ものをといれに行って、それを見付けて、びっくりして戻ってきたほどだった。

ちゃんと電流を通した電線で囲ってあるのに、いったいどこから進入したのやら。

こういう事があるから、最近は早朝のウォーキングは家の前の道を3往復するにとどめている。もし、いつものコースを歩いていてイノシシとはち合わせしたら怖いから。これまで2度経験済みでそのときは向こうが逃げてくれた良かった。

自然が残っていて嬉しいけど、イノシシは困りものだ。

小学校の運動会

 今年も小学校の運動会を見に優輝と一緒に行ってきた。いつものことだが、子供達のきびきびとした動作が気持ちよかった。優輝がここにデビューするまであと2年。楽しみだ。

ところで、昨日は優輝と同じ保育園の子供達もたくさん来ていた。優輝は運動会を見ることよりもその子達と遊ぶことの方で一生懸命だったようだ。私もそんな様子を見ることの方が楽しかった。

ところで優輝は遊んでいる合間に時々、私にもじゃれついてくる。やっぱり、そんな様子を優輝の友達は一歩引いてみていた。私はそういうのに、慣れているから 全然、構わないのだが、優輝のことを思うと内心複雑だ。優輝に、友達と遊んでこい、と言うのだが、そうするとかえって、離れたがらなくなり、最後には、「一緒に来い」という。それで仕方なく、電動車いすでついていったりしたのだが、内心では、人目を気にすることなく、そうやって、くっついてきてくれることがすごく嬉しかった。

 さて、今度の土曜日は優輝の運動会だ。「パパはどうしよう?」と優輝に聞いたら、「リレーの時、この前みたいにでっかい声で応援して」と言った。昨年はそれで走っていてびっくりしたそうだ。その瞬間がこの写真。でも嬉しかったと言ってくれた。声の大きさには自信があるから、今度も、全力で走っていてもわかるくらい、大きな声で応援してやろう。その言葉を真に受けて・・・。

マント作成

 今年も優輝の運動会が近づいてきた。

いつもは親子の競技はおじいちゃんやおばあちゃんにでてもらっていて応援するだけだったが、今年は1つ楽しみなことができた。それが親子で運動会で使うマントを自宅で作ってくると言うこと。例年のことだと思うが、私たちにもこういう機会を与えてくださったと思えて嬉しかった。

優輝が先週の金曜日、家にかえってくるなり、かばんから水色のビニールを出して、ママに渡して、これを読めと。。。

私は仕事をしながら聞いていると、運動会で使うマントを親子で作って下さいと言うことだった。色紙を貼っても良いし、マジックで書いても良いし・・・。

それを耳にした私、そういうことが好きだからその瞬間からあれこれ考え出した。

そしてその日の風呂の時、優輝と湯船につかりながら、何を作ろうかと相談。その結果、カブトムシやクワガタを飛ばそうと言うことに決定。今年はカブトムシもクワガタも持てるようになったし、先月はご近所ママさんからカブトムシのフィギュアをおみやげにもらったし・・・。題材としてはもってこいだ。

で、その夜から早速、制作にとりかかった。ビニールに直接書くのは失敗が怖かったので、折り紙で作ってそれを貼ることにした。胴体や角、羽など、各部品を切って、それを合体させるようにした。部品をどういう形にするかとか、私は優輝に教えるだけで下書きから、切って合体までほぼすべて優輝がやってくれた。私はその作業をしながら、昔、夏休みに弟の工作を一緒に作ったこことをふと思い出した。あのときは直方体や円柱、円錐を、作って組み立てて蒸気機関車を作った。あのときは2人で集中して作業をして、ほんとうに楽しかった。

が、今回はちょっと違う。「集中して」というわけには行かない。1つ作業をするたびに、優輝ははしゃいであっちに行っては、ママと2人で「ゆうき、こい、じっとすわって!」と何度いったことか。もうちょっと落ち着いてくれたらと思いながら、それでも着実にできていった。それを見ながら優輝以上に私がわくわくしていた。ママも見たらにやにやしていた。

そして昨日、おばあちゃんやママに手伝ってもらってマントに貼って、ついに完成。

実際にちょっとつけさせてみたら、作ったのが大きいので遠くからでもはっきりと、カブトムシやクワガタとわかる。私たちにしては上出来かな?

そして、今日はいつもより早く起きて、それを保育園に持っていった。

夕べ、「明日保育園に持っていったら、自分で作ったっていえよ」と優輝に言ったら

「パパも手伝ったやん。口で言うて、指で指して・・・」と言ってくれた。すごく嬉しかった。

さて、運動会は来月の2日。カブトムシの飛ぶマントを翻して、優輝が園庭を駆け回る姿を見るのが楽しみだ。

10年ぶりに新作公開AgainClicker

 今日、10年ぶりにフリーソフトAgainClickerを公開した。

今まで、HeartyLadderなどの改良に時間がとられて新作なんて手につけられなかったのだが、キーボードマウスを利用するようになり、その操作がまどろっこしくて、もっと簡単に素早くクリックできないかと考えて作ったのがこれだ。実は、これは数年前からHeartyLadderに搭載させようとずっとアイデアを温めていた。

それがまさか自分のために作ることになるなんて・・・

それで数週間前から実際に使っているのだが、なかなか都合が良い。なぜもっとはやく作らなかったのかと思っているところだ。

機能は、マウスでクリックしたところを覚えておいて、また同じところをクリックしたいときは、自分で決めたキーをまず押し、そのとき表示される位置のアルファベットを押せばそこがクリックされるというもの。キーボードで作業をしていて、ちょっとクリックするのに、マウスに持ち替えずにすむというものだ

万人受けするものではないかも知れないが、マウスが苦手で私のような人もおられるだろうと思い、公開することにした。

もちろん、近いうちにHeartyLadderを連動させる予定だ。これでHeartyLadderももっと快適になればと思う。

レッツチャット 存続決定

 まだ先日からの署名が提出されていないにもかかわらずレッツチャットの存続が決定されたそうだ。

期待はしていたが、大きい企業だから、声は届くかな?とちょっと疑問にも思っていた、でもこんなに早く、存続が決定されるなんて、私も嬉しい。レッツチャットが障がいのある人にとってどんなに重要な存在かをわかって下さったんだと思う。さすがP社だ。

現在、地デジのテレビとビデオを物色中。来年の春に購入しようと思っているのだが、これでいっそう気持ちがP社に傾いた。