小学校でお祭り

 保育所のお友達のお母さんから誘われて日曜日に小学校であったお祭りに行ってきた。誘われなければ全然知らずにスルーするところだった。

お祭りは小学校6年生が主となって企画したもので今年初めて行われた、

運動場で出店もたくさんでていた。舞台もあって、高校生によるダンスやバンド演奏、プロのミュージシャン「サンディトリップ」のライブまであって、私たちも存分に楽しむことができた。

でも、私にとって一番楽しかったのは優輝の行動を見ていることだった。優輝が友達と遊ぶ所なんてあまり見る機会がない。そこでは保育所の友達達と楽しそうに、思いっきり走り回って遊ぶ優輝をいっぱい見ることができた。1歳下の女の子に優輝の持っている綿菓子をがばっととられても「ちょっと多いよ!」と良いながらも笑っているのを見て、家の外では大人なんだなぁと思った。もしあれが私だったら、「パパ、とりすぎ!と言ってべそをかくのに・・・。

また、優輝がモテモテのシーンも見ることができた。あいつは案外もてているようだ。俺はそんなことはなかったぞ!うらやましい。

このお祭り、おそらくこれから毎年続くだろう。今年は部外者でちょっと肩身が狭かったが、来年から優輝もそこの児童だ。楽しみがまた一つできた。

まんが・・・

 時々、優輝が漫画を読むのにつきあっている。だいぶ読むのもスムーズになってきたが、やはり、間違いも多い。字を一字一字読むのではなく、まとまりとして読むようになったからだと思う。これが本来の読み方だ。もっといっぱい読めば、間違いも減ってくるだろう。

ところで、昨日も、優輝が読んでいるのを聞いていたときのこと、「どーーん」とか「ばさっ」とか「がーっ」とか擬音がしばらく続いた。気になったので本をのぞき込んでみると、こまわりは結構多いものの、擬音だけで構成されている。絵もアニメじゃないので、ちょっとわかりにくい。「これはちょっと・・」と心の中で思ったときだった。

優輝が言った一言。

「訳わからん」

私の笑いのツボにはまった!

電話完璧

夕べ、優輝とビデオを見ていたら電話が鳴った。おじいちゃんもおばあちゃんももう自室に行っていなかった。すると、優輝がささっと電話の所に駆けていって、受話器を取り、「はい、吉村です・・・はい。・・・ちょっとお待ち下さい」と・・。そしておばあちゃんを走って呼びに言った。

受話器を撮りに行ったとき、大丈夫かな?とちょっと不安げに見ていたが、この一連の行動を昨日初めて、完璧にこなしてくれた。今はおじいちゃん達がいないときは電話が鳴るたびに、私が這って走って息を切らして応対しているが、これから、電話もだんだん優輝がとってくれるようになるだろう。だんだん頼もしなって、うれしい。

ブラックモンブランの思い出

 アイスの中でも私はブラックモンブランが一番好きだ。たぶん九州限定のアイスだと思う。

バニラアイスの周りに細かく砕いたナッツがチョコレートと一緒にコーティングされている。そこがとくにおいしいのだが、逆に食べるときは、そこがぽろぽろとこぼれて非常に食べにくい。

でもやっぱり好きで目につくとついつい・・・。

ところで、このモンブランにはちょっと思い出がある。

中学2年のゴールデンウイークに帰省したときのこと、弟が私より後にどこかから帰ってきた。手には誰かからもらったブラックモンブランが1つ・・・。

どうするのだろうと思ってみていると、コーティングがぽろぽろとはがれて落ちるのもお構いなしに、その部分を両手でわしづかみにして半分に割り、その半分を私に食べさせてくれた。

その時の嬉しかったこと。連休中に弟の小学校の運動会を始めて見に行ったのだが、連休の後、担任の先生に連休中の思い出を作文に書けと言われて、書いたのが運動会のことではなく、そのささやかなモンブランの一件のことだった。

そうしたら、担任の先生に予想外に、物欲しそうに見ていたおまえの顔が目に浮かぶ作文だと言って褒められて、それから作文が少し好きになったように思う。

ところで、昨日、ブラックモンブランに関してまた1つ思い出ができた。

昨日はダイナソーワールドを見に、家族で長崎まで行ってきたのだが、その帰り、暑いからアイスを買って食べた。それがやっぱりブラックモンブラン。優輝の頼みで後部座席に座っていたため、私の隣に優輝が座っていた。それで仕方なく優輝が食べさせてくれることに・・。優輝は一生懸命食べさせてくれた。例のぽろぽろぽろぽろ崩れやすいブラックモンブランだから口に入れてもらって、かみ切るたびに、ポロポロ・・。そのたびに、優輝は、「やばい、やばいよこれ・・」とちょっと叫びながら頑張ってくれた。3分の1ほど食べたところで、本当にやばくなったので、残りを全部口に入れてしまった。何気なくほおばったのだが、ちょっと多すぎて、冷たくて冷たくて、ゆっくり味合うこともできずしばらく大変だった。それが一段落して、ふと気がつくと、こぼれたちょっと大きめのかけらを優輝は拾っていてくれた。いつの間にかそこまでちゃんとしてくれるようになっていた優輝に嬉しくなった新しいブラックモンブランの思い出になった。

カラーボックス

 昨日、結婚祝いのお返しのカラーボックスが届いた。目録だったから、そこから選んだものだ。

 重いので玄関においたままにしておいたら、保育園から帰ってきた優輝が見つけて、興味津々。元々優輝の本を入れるのに選んだから、優輝に「あけてよかよ」といったら、早速開け始めた。そして組み立てるものを気がつくと、作っても良いか?」と聞いてきた。作れるかどうか半信半疑だったが作らせてみることにした。すると、押さえておくことだけママが手伝ったが、後はほとんど一人で組み立ててしまった。ねじもちゃんとドライバーを使ってし待て・・・。正直、ここまでやれるとは思っていなくて、ちょっとびっくりした。

 組み立てた優輝もすごく嬉しそうで、そうなると、調子に乗ってくる。

「大きくなったら大工さんになろうかな?だってね、この年でこれが作れる子っておらんもん!」だって。

大工はそんなに簡単じゃないぞ!

地デジ化完了

 ようやく我が家も地デジ化が完了した。

一昨日の日曜日、ビデオレコーダーを購入。

今まで使っていたのもまだまだ使えそうだったので、ぎりぎりまで粘ろうと思っていたが、あまり際になって品切れになるといけないし、ここらが潮時だと思って・・。

お店に行くとやはり同じ考えの人が多いようで、なかなか店員さんが捕まらない。

店員さんに声をかけても、何人待ちだとかいって、みんな忙しそうだった。商品引換所にもずらりと地デジ関連の商品の箱が並んでいた。あんなに活気づいたところを見るのは初めてだった。

さすがに地デジ終了までもうすぐだからだろう。それがすんだらきっと閑散となるのだろうと思う。

幸い、目当てのビデオは在庫もあって、無事、購入してきた。

そして帰ってきてすぐに接続。今までのより格段に性能がよくなっている。もちろん、画質もハイビジョンできれいだ。

ところで、今まで使っていたビデオに真っ先に録画したのは、ブログにも書いてあるが、西田敏行さん主演の映画「陽はまた昇る」だった。VHSの開発にまつわる話で大好きな映画の1つでDVDにもダビングしてある。1発目の録画にはふさわしい番組だったと覚えている。

さて、今回買ってきたビデオに真っ先に録画した番組は・・・優輝のリクエストで「サザエさん」だった。ちょっと複雑・・・。

父の日

19日は父の日だった。いつもなら、保育所から帰ってきたら、待ちきれなくてその日のうちにプレゼントを渡してくれるのに、今年は父の日までお預けを食らっていた。
「ことしはどんな顔に描いてくれているんだろう?」と楽しみにしていた。
そして、夕飯の後、渡してくれたのが、この絵だ。
父の絵
私はできないのに、保育所でブームなのだろうか?
パチッとウインクしている。
そして、例年通り、ひげがあって、鼻が赤だ。
「やっぱり、鼻は赤か?」と聞いたら、
「だって、肌色やったらわからんもーん」と来た。
どんな絵でもやっぱり嬉しい・・。

今年は絵に加えて手紙の書いてくれていた。
なぜか、今年は「パパ」ではなく、「おとうさん」と書いてあった。

てがみ

もう、見た瞬間にばれないように心の中でウルウルだった。

蟯虫検査

 今日から優輝の保育所で蟯虫検査だ。セロハンを肛門にぺたっと貼って、採取するやつ。

実は、この検査は私が勤めている会社でやっている。優輝も前からそのことを聞かされているので、もう理解しているようで、昨日は検査キットを持って帰ってきて、開口一番「これ、パパの会社に持っていくとやろ?」っとちょっと誇らしそうに言ってくれた。

その様子を見て、私も嬉しかった。

ところで、その検査、朝から優輝がまだ眠っているうちにママがパンツを脱がせて、ちゃっちゃと済ませた。見ていると、結構強く肛門にごりごりとねじ込んでいたようだが、当の優輝は全然、起きない。この頃の子供の眠りの深さって半端ではない。私ならちょっと触られても目が覚めるのに・・・。

血圧

最近、血圧計を新調した。これまでのものが古くなってマジックテープも甘くなってきたから、思い切って・・。いざ、購入してみると予想以上の安さにびっくりだ。今回も手首で計るやつにした。毎日、血圧を気にしだしたおばあちゃんが利用している。

ところがその血圧計で私も時々測ってみるのだが、、これがこれが全然計れない。脳性麻痺の障害で不随意運動があるためだ。液晶画面に「体動」と表示されて、動かないように注意されると、逆に余計に動いてしまうと言う始末。そしてまもなく、エラーを表示して測定停止。そんな様子を見るたびに、「そんなに早く諦めるな」と、血圧計に言いたくなる。

今は、血圧も高くないと思うが、本当に高血圧になったとき、どうやって、測定すればいいのかと思うと、心配になる。

もっと粘り強く、測定してくれる障害者仕様の血圧計って作ってくれないかな?

ドラマで

 ドラマを見てよくウルウル来ることがある。

そんなところを家族に見られるのは、何か格好悪くて好きではない。

こんなウルウルすることって、どれくらいの頃からだっただろうか?

たぶん、わたしが小さい頃は、そんなことは無かったような気がする。

ところが、優輝と昨日の夜、一緒に「ハガネの女」を見ていたときのこと。

クライマックスでいつものように感動していたら、突然振り返った。

感動中で変な顔になっていたら格好悪いから慌てて取り繕っていると・・・、

「ちょっと、涙出そうになった」という。

まちがいなく、優輝もドラマの内容を把握して、感動していたのだ。

まだ6才というのに、ちょっとびっくりした。

そして、そんな感動できる心を持っていることが、嬉しかった。