「2ボタンスキャンモード」
2ボタンスキャンモードの動き
マウスの左クリック(もしくは、ジョイスティックの1ボタン)で手動スキャンし、右クリック(ないし2ボタン)で、列や文字を選択します。

A 【モード】 選択可能なモードがドロップダウンリストになっていますので、右のVマークを押して、リストから「2ボタンスキャンモード」を選びます。
B 【少ない文字のパネル】 文字パネルのキーが多すぎて使いづらいとき、ここにチェックを入れると、50音中心のコンパクトなパネルが使えるようになります。ブラウザのパネルも3分割されます。
C 【マウスボタン/ジョイスティックボタン】 入力装置を決めます。起動時にジョイスティックボタンが使える状態になってないときは、マウスボタンしか選べません。マウスボタンにすると、HeartyLadderの操作にマウスが使えなくなりますので、ジョイスティックボタンが使えるのであれば、ジョイスティックボタンを選択しましょう。
D 【ソフトウェアボタンを使う】 ソフトウェアボタンは「ダウンロード」コーナーの「ソフトスイッチ」に入っている「視線でスキャンを止めるためのソフトスイッチ」などを使う際に利用します。通常は使いませんので、チェックを外しておきます。
E 【中ボタンで戻る】 マウスボタンを入力装置としているとき、ここにチェックを入れておくと、中ボタンを押して絞り込みが解除され、選択範囲が拡がっていく設定になります。チェックを外しておくと、Fの【戻るまでの時間(1/10秒)】で設定した時間、何もしないでいると、絞り込みが解除されます。
F 【戻るまでの時間(1/10秒)】 間違った選択をしたとき、ここに設定した時間、何もしないでいると、選択が解除されます。
G 【ブロック数】 スキャン時のブロック(何列or何文字ずつスキャンするか)を決定します。
H 【繰返入力待ち時間(1/10秒)】 同じ文字を連続で入力したいとき、何秒以内にスイッチを連続押しすればいいかを設定します。繰返入力待ち時間を過ぎると、再び最初からブリンクし始めます。長くしすぎると、毎回待ち時間が生じて効率が悪化し、短くしすぎると、繰り返し入力ができなくなります。
I 【線の太さと色】 選択範囲を示す枠線の色を変更できます。赤線ないし青線を左クリックして、色の設定メニューを呼び出し、見やすい(あるいは好みの)色をクリックして、OKボタンを押します。白にすると、設定画面では見えなくなります(勘でクリックは出来ますが)ので、要注意。詳しくは≪こちら≫をご覧ください。
J 線の太さを設定します。値は1~12の間で選べますが、細すぎても太すぎても見づらいので、3~9くらいが妥当なところ。0や13以上にすると、デフォルトの3になります。
K 【長押し機能を使わない】 ここにチェックを入れると、長押し機能を無効にできます。長押し機能については≪こちら≫をご覧ください。
L 【縦からスキャン】 通常、ブリンクやスキャンは横方向から始まりますが、それを縦方向から始まるように変更します。先に母音を決めてから文字を決定する口文字盤(口文字)と併用する場合などには重宝しそうな機能です。
M 【前置切り替え用】 切替器を使って、HeartyLadderの入ったPCと他の機器を切り替えて使っているとき、誤動作を防止するための設定をします。通常は使いませんので、どちらも0にしておきます。
N 【初期値に設定】 変更した設定を初期値に戻します。
O 【パネルのフォルダ】 HeartyLadderではデフォルト以外の文字パネルを使うことができます。使用するパネルが入ったフォルダを[ドキュメント]の[HeartyLadder]に入れておき、それをここで指定すると、使えるようになります。
P 【クリア】 「パネルのフォルダ」を空白にします(=デフォルトのパネルに戻します)。
Q 【参照】 パネルのフォルダを指定する際、ここを押してパネルの入ったフォルダを参照します。
R 【待機と停止】 「待機」も「停止」も、ブリンクを一時的に止める機能ですが、「待機」はスイッチを一度押すとブリンクが再開し、「停止」は「復帰時のクリック回数」で指定した回数をクリックしないとブリンクが再開しません。使ってないときもブリンクし続けているのはうっとうしいので、使わないときは止めておきたくなると思います。その際に使うのが「待機」です。また、食事、トイレ、リハビリなどで、身体を大きく動かす場合、スイッチの設置場所によっては間違って押してしまう恐れがあります。それを避けるために、復帰操作をするまでの間、HeartyLadderを休止させるのが「停止」です。「停止」については≪こちら≫をご覧ください。
S 【マウスボタンの左右入れ替えてある】 Windowsの設定で左右のボタンを入れ替えているとき(コントロールパネル→マウス→ボタンの構成で、「主と副のボタンを切り替える」にチェックが入っているとき)、ここにチェックを入れます。
T 【スイッチのON/OFF時間の調整】 スムーズにスイッチを押せない、押したらなかなか離せない、といった場合に設定します。「無効時間」、「有効時間」、「有効キャンセル時間」、「リピート開始時間」、「リピート間隔」をうまく組み合わせると、かなり操作がしやすくなります。詳しくは≪こちら≫をご覧ください。
U 【音でスイッチ】 音(もしくは声)をスイッチ替わりに使いたいときに設定します。「サウンドクリックを使う」にチェックを入れると、しきい値の設定画面が出ますので、画面をクリックして、赤い線で示されたしきい値を使いやすい水準にセットします。詳しくは≪こちら≫をご覧ください。
V 【連続押下で濁点小文字】 チェックを入れておくと、連続押し下げで濁点小文字に変更できます。例えば、「は」を連続押し下げすると、「は」→「ば」→「ぱ」→「は」と変化します。
W 【濁点に濁点で濁点を取る】 【゛゜小】ボタンが常に表示されている文字パネル(例えば、「ダウンロード」コーナーにある、視線入力用パネルなど)でつかえる機能です。ここにチェックを入れておくと、濁点を打って確定済みの文字にカーソルを移動し、【゛゜小】ボタンを押すと、確定済みの文字の濁点を取ることができるようになります。
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